書籍『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』より


病は本当の自分からの
メッセージ
体の不調の根本原因は
本来の生き方からのズレを
あなた自身に知らせる
大切なサイン。



病気は敵ではなく使者
病とは、嫌われながらも
あなたを本当の自分へ
気づかせようと健気に働く
命がけのメッセンジャーです。


周りの声ではなく
自分の心で決めよう
周りの評価に振り回されず
自分の中に明確な基準を持つ。
それが本当の自分として
生きる道です。



「できるか」より「やりたいか」を問う
「できるかできないか」は二の次。
変化を恐れず
本心の「やりたい」という
意志を基準に行動しよう。


未来の自分をイメージすれば
現実が動き出す
望む未来と、変化した自分を
鮮明にイメージし
繰り返しシミュレーションすれば
現実が加速度的に
動き出します。



声にならない想いは
病気のもととなる
心にしまい込んだ感情や
表現できなかった思いは
体の不調や病気という
別の形となって表面化します。


役に立たない記憶は
書き換えよう
過去の出来事への
解釈は変えられる。
あなたを苦しめるだけの
役に立たない記憶は
書き換えてしまいましょう。



封印した感情に
赦しを与えよう
押さえ込んだ感情を
ありのまま受け入れる。
それが心と体の健康を取り戻す
変化の第一歩です

BOOK

本当の自分に出会えば、
病気は消えていく
梯谷 幸司/著
三笠書房/刊
「本当の自分」が教えてくれる病気の意味
この本は、「本当の自分に出会えば、病気は消えていく」という、非常に心に響くテーマを掲げています。著者は、病気の根本的な原因が、私たちの心の中、つまり「脳の使い方」や「思い込み」、「自分自身のイメージ(セルフイメージ)」にあると強く訴えかけています。そして、それらを変えることで、病気を乗り越えられるという画期的な考え方を提案しています。
著者は、長年のメンタルトレーナーとしての豊富な経験から、「病気は単なる体の不調ではない」と語ります。むしろ、それは「本当の自分からの大切なメッセージ」であるとしています。私たちはつい、病気と戦おうとしがちですが、この本では、戦うのではなく、そのメッセージに気づき、それを受け入れることこそが重要だと強調されています。病気がなぜ現れたのか、何に気づいてほしいのか、という問いかけが、私たちの内面を見つめ直すきっかけとなるでしょう。
さらに本書では、病気を克服するために「何をやるために病気を止めるのか」という具体的な目的を明確にすることの大切さが説かれています。漠然と「病気を治したい」と願うのではなく、その先の「こうなりたい」「こんなことをしたい」という目標を持つことが、治癒への大きな原動力となるのです。
また、ネガティブな感情を生み出す言葉や、私たちを縛りつけるような思い込みを手放すことの重要性も詳しく解説されています。その代わりに、ポジティブな言葉を使ったり、自分自身に対する肯定的なイメージ(セルフイメージ)を持つことで、脳と身体の状態を良い方向へと導ける、と著者は教えてくれます。心のあり方を変えることが、結果として身体の健康へと繋がるという、希望に満ちたメッセージが込められた一冊です。
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