【名言】不安な時代を乗り越えるための、8つの言葉

書籍『不安な時代に踏み出すための「だったらこうしてみたら?」』より

小さい頃のように

「すごいやってみたい」と心を震わすのは

決して子どもっぽくなく

人間らしい行動です

好きなことがあるほうが
自分自身の成長のために役に立ちます。
だから、好きなことを見つけてください。
子どもの頃の自分を思い出して
何が好きだったかを振り返ってみよう。

「自分の好き」を大切することで

考える力は成長する

好きなことだから自分で疑問を感じ
自分で調べることができる。
考える力を育てるため
とても大事なこと。


もしかしたら幸せって

「さすが俺!」と思うこと

カレーを食べて美味しいと思った時
「美味しいって感じられる。さすが俺!」。
小さなことでも「さすが自分」と思えれば
人にどう思われても
自分らしさを大事にできるようになる。

自分の弱さを認めて

「助けて」と素直に伝えよう

弱さを打ち明けることで
助けてくれる人が現れます。
無理に強く見せるより
素直に頼ることが成長への近道
誰かとつながる力が生まれます。

給料に合わせて手を抜くと

本当にその金額通りの人間になってしまう

儲からないから学ばない人は
成長が止まります。
今、儲からなくても
能力を磨くため学ぶ人は
将来大きな実りを手にするでしょう。

仕事に大切なのは、能力や才能ではなく

「思いやりと優しさ」です

「どうすれば良くなるか」を考える人には
思いやりと優しさが宿る。
それは将来
人の役に立つ仕事につながります。

失敗を避け、言われたとおりにすると

考える力を失う

人には得意・不得意があり
誰でも失敗はするもの。
怖がって何もしないのではなく
挑戦することでしか力はつきません。

君はこれからたくさんの

素晴らしい人に出会うよ

どんなにつらくても
生きていれば希望があります。
素敵な人に出会える可能性も広がります。
どうか、生きる勇気を持ち続けてください。
未来は必ず変えられます。

目次

BOOK

不安な時代に踏み出すための
「だったらこうしてみたら?」

植松 努/著
PHP研究所
/刊

「自由な個性」を伸ばして生きるためのヒント

この本は、「人の自信や可能性を奪わない社会を目指す」植松努さんが、生き方や将来についての考え方やアドバイスをまとめた一冊です。

ただ「頑張れ」と励ますのではなく、「どうせ無理」と感じる気持ちを、「じゃあ、どうすればできるかな?」と考えるきっかけに変えてくれる実践的な内容が魅力です。

冒頭では、「夢」についての話が出てきます。大きな夢を持たなきゃと焦ってしまうこと、ありませんか? 植松さんは、「夢は職業や学校の名前のような“手段”ではなく、北極星のように“進みたい方向”を示すものでもいい」と語ります。

これは、ちょっとハッとさせられる考え方ですよね。多くの人が「これが夢」と信じているものが、実は目的地に向かう“乗り物”のひとつにすぎないかもしれないというのです。たとえば「東大に合格したい」という夢も、「宇宙の仕事がしたい」という目的への選択肢のひとつにすぎないということもあります。

その“乗り物”のほうばかりを追いかけていると、自分が本当に行きたい方向を見失ってしまうかもしれない。だから、「なんとなくこっちに行きたい」という、ぼんやりとした方向性でも大丈夫なんです。夢は大きさで価値が決まるものではありません。

そして、進みたい方向が見えたとしても、「これが好きって言っていいのかな」「自分には才能がないし」と、また別の壁にぶつかることもありますよね。ここで植松さんは、「“好き”を他人と比べるのはやめましょう」と呼びかけています。

「好きなこと=得意なこと=人より優れていること」という方程式のようなものから自由になることが、とても大切だと言います。人と比べて得られる優越感は一時的なもので、本当の自信とは違う。むしろ、自分の“好き”をたくさん集めることで、他の誰とも違う、その人だけの個性が生まれ、それが本当の自信につながるのだと。

たとえば「さかなクン」のように、魚類学も絵もサックスも好きなことを複数持っているからこそ、あの唯一無二の存在感が生まれているんですね。

だから、苦手なことがあったり、できないことがあったりしても大丈夫。大切なのは、周囲の評価にとらわれず、自分のペースで“好き”を大事に育てていくこと。それこそが、誰にも真似できない「自分の価値」になっていきます。

さらに本書では、仕事やお金に関する現実的な不安についてのアドバイスも充実しています。
生きることに少し疲れたとき、悩んだとき、きっとその背中を押してくれる。そんな力を持った一冊です。

コメント

コメントする

目次